野球ルール
前回は、ハイブリッドポジション導入に至ったバウアー事件の経緯を振り返り、その背景を整理しました。 今回は、「そもそもハイブリッドポジションとは何なのか」を、ワインドアップポジション、セットポジションの定義と照らし合わせながら整理します。 ※公…
公認野球規則2026改正で大きな変更点となる、ハイブリッドポジションの導入。 今回は、なぜこのような改正が行われることになったのか。その発端と背景を整理します。 新シーズン開始前に、「なぜこのルールが必要になったのか」を整理するための材料として…
2025年11月20日、日本野球規則委員会から野球規則の改正について発表されました。npb.jp 2026年度の改正は27項目。項目数にすると昨年をはるかに超えますが、影響の大きな改正項目もあれば、用語の整理程度の項目もあるし、「我が国では適用しない」ルールも…
今回は、公認野球規則5.11(b)、通称「大谷ルール」こと先発投手兼DHルールについて解説します。 すでにいろいろな解説記事がありますが、できるだけ分かりやすく、ただしルールである公認野球規則に基づいて解説しようと思います。
フライが上がったとき、走者は捕られるとリタッチの義務が生じるので容易に離塁することができません。一方、走者がフォースの状態にあるときは、フライが落球されると進塁義務が生じ、次の塁に向かって走らなければいけません。 この2つのルールを悪用して…
今回は、タッグアップ(タッチアップ)に関連して、知っておいてほしいルールを紹介します。ルールを正しく学べば野球がより楽しくなるし、チームがより強くなります。 野手が捕球し損ねてお手玉!走者はどうする? 完全捕球する前に離塁したのに、なぜセー…
今回は、「タッチアップ」と「犠牲フライ」の用語の意味について解説します。 長年野球を楽しんでいる方でも、実は野球の用語の意味やその違いを正しく理解できていないことがあるかもしれません。公認野球規則に基づいて、2つの用語の意味やその違いを確認…
今回は、2025年8月19日、高校野球第13日第3試合 準々決勝 県岐阜商vs横浜戦の延長10回裏の事象を取り上げます。 ライトライン際の大飛球に外野手がダイブしましたが捕球できず、打球が地面に落ちたところで判定はファウル!しかし、かなり際どい所に落下した…
今回は、2025年8月14日、高校野球第9日第2試合 2回戦 沖縄尚学vs鳴門戦の6回裏の事象を取り上げます。 三塁線を破る痛烈な打球でしたが、三塁塁審の脚に当たってしまいました。こういうとき、ルール上はどのようになるのでしょう。
今回は、2025年7月13日、高校野球沖縄県大会決勝 沖縄尚学vsエナジックスポーツ戦の4回裏の事象を取り上げます。 一塁手の捕球が際どい判定となったことに加え、結果として沖縄尚学の逆転につながるプレイになったため、様々な言及があるようです。 今回はこ…
今回は、2025年7月2日、ソフトバンクvs日本ハムの9回裏に起こった本塁クロスプレイ(サヨナラ)に関するリプレイ検証について取り上げます。なぜ判定がアウトからセーフに覆ったのか、私なりの視点から解説します。 ルールブックなどに基づいた解説を心掛け…
今回は、2025年7月2日、阪神vs巨人の8回裏に起こった本塁クロスプレイに関するリプレイ検証について取り上げます。主に話題は次の2つ。 なぜ判定がアウトからセーフに覆ったのか 阿部監督はなぜ退場になったのか 私なりの視点からの解説となりますので、ルー…
今回は、2025年6月28日、中日vs広島の9回裏に起こったホームスチールの場面を取り上げます。まさかの奇襲でしたが、広島バッテリーは見事に対処して三塁走者をアウトにして試合終了となりました。 実は、今回のようなホームスチールの場面に関して、野球のル…
今回は、2025年6月6日、阪神vsオリックスの9回表に起こったボナファイド・スライド・ルール適用場面について取り上げます。 ボナファイド・スライド・ルールとは何なのか、なぜリプレイ検証となったのかなど、このプレイを一から分かりやすく解説します。
今回は、2025年5月23日、ドジャースvsメッツの4回に起こった走塁妨害の判定を取り上げます。 立っていただけで走塁妨害なのか? 三塁手の技術だと教わった! といった旨の反応をX上で見かけましたが、三塁塁審の判定は走塁妨害となりました。 本件を取り上げ…
今回は、2025年5月17日、ソフトバンクvs楽天の5回裏で起こった事例を取り上げます。 打者走者の栗原選手はなぜアウトになったのかが中継映像で分からず、実況・解説者にも混乱が起こったためか、誤解が生じているようです。打者走者に送球が当たったときのル…
今回は、2025年5月11日、オリックスvsソフトバンクで起こった事象を取り上げます。 本当ならルールの学習をするのにうってつけのいい教材になりうる事例なんですが、何と球審が規則適用を誤ってしまい、しかもグラウンド上で誰もそのことに気づかなかったの…
今回は、2025年4月11日、日本ハムvs西武で起こっためずらしい事象を取り上げます。 バントした打球にバットが再び当たったら判定は? 公認野球規則の規定に基づいて解説します。
もし、ホームラン性の打球を捕球した野手がそのままスタンドに飛び込んでしまったら? 判定はホームランになるのでしょうか。それともアウトなのでしょうか。 もしかしたら野球を長くプレイしている方でも間違えてルールを理解しているかもしれません。公認…
今回は、2025年3月9日のバウアー投手の投球動作がボークと判定されたことについて解説します。 当日の責任審判の福家さんが「投球動作を変更したため」と説明していますが、それだけでは当事者であるバウアー投手を含めてピンとこない人が多いと思うので、解…
「野球にはどんなルールがあるのか知りたい」 「自分にはどのくらい野球のルールの知識があるのか確認したい」 「今度野球の審判をやることになったんだけど、ややこしいルールをちゃんと確認しておきたい」 この記事は、そんな人向けに、これまで当ブログで…
野球において、「地面に落ちる前にフライを捕ったら打者はアウトになる」ことは多くの人が理解していることと思います。 では、一度グラブに収まったフライを野手が落とした時は、判定はアウトになるのでしょうか。セーフでしょうか。 プロ野球でも、際どい…
2024年11月18日、日本野球規則委員会から野球規則の改正について発表されました。 npb.jp 2025年度の改正は、項目数にするとなんと19項目。多いですね。 内容によっては、一括して説明できるものもありますが、当ブログは、ルール本文を理解することを何より…
1アウトランナー一塁、ボールカウント3B-2S。 一塁走者が盗塁しました。投球を受けた捕手はすぐに二塁送球、投球判定はボール、一塁走者は二塁にスライディング。 このようなとき、まれにですが、二塁に進んだ一塁走者が二塁を離れるのを見かけることがあり…
0アウト二塁。打球は三塁線ぎりぎりフェアのサードゴロ、二塁走者は「進塁は危険」と判断して二塁に留まっています。三塁手は一塁に送球しますが、これが大きくそれてスタンドへ!審判員が両手を挙げてボールデッドを宣告しました。 すると、こういうときよ…
同点で迎えた最終回裏二死満塁。打者とバッテリーの攻防は、時に劇的な幕切れとなることがあります。 このような場面で四死球が起こると、押し出しとともにサヨナラゲームになります。 公認野球規則には、押し出しサヨナラのときに限って適用されるルールが…
2024年8月15日のオリックスvs楽天、6回裏の「併殺打ではないダブルプレイ」はあまりに珍しい事象で話題になりました。 すでに元NPB審判員の坂井遼太郎さんがX(旧Twitter)上で詳細な解説をしてくださっていますので、今回は記録として、「私の備忘録」的にま…
2024年8月13日、高校野球2回戦 石橋vs聖和学園で故意落球と判定される事象が起こりました。 珍しい事象なので、とっさに何が起こったのか分からなかった人や、このプレイで故意落球というルールを初めて知った人、「頭脳プレイ」と評価する人や逆に「ずるい…
2024年7月27日の高校野球千葉大会決勝、木更津総合高校 対 市立船橋高校の試合は、延長10回タイブレークで、守備妨害を巡って試合が一時中断することとなりました。 また、サヨナラの場面でも送球と打者走者と野手が接触する事象が起こりました。 今回は、具…
2024年7月19日の高校野球山梨大会準々決勝、日本航空高校対帝京第三高校戦、野球の教科書というものがあるなら、この一連の流れは教材にできますね。 www.nikkansports.com 今回解説するテーマは、大きくまとめると サヨナラヒットとアピールプレイ フォース…